[ なかなかお目にかかれないハイエンドシステム。現在はもっと凄いことになっている]

 [最新のシステムについては、当コラムの09年5月2日を参照]

05年7月初め、ある方の紹介で伺ったのが惣野邸だった。40畳のオーディオルームに通されて目にしたシステムは、今まで見たことも無いほど、”豪壮”という言葉がピッタリの凄いシステムだった。

惣野さんは(有)出水電器の電源工事を希望され、その日は見積もりの為に初めて現場調査に伺ったのだが、ここまでのシステムとなると、かなりの時間と手間を掛けて調整が行われているはずである。 聴かせて頂いた音は文句なしの超一流の”音楽”だった。このシステムが電源工事をやってどう変化するのか。正直言って期待半分、不安半分だった。

今までにも全国を回って、いわゆるハイエンドシステムはいくらでも見てきたが、これほど圧倒されるシステムとなると別である。まずめったにお目にかかれない。この電源工事は少しの失敗も許されない。真剣勝負だ。

惣野さんの要望は、全て200Vの10回路、それも隣の部屋から配線し、オーディオルームの壁などは一切傷つけない隠蔽配線が希望。だがこれは難しい。幹線はともかく、専用回路はCVの8スケアーが基本だが、それを10本隠蔽でなると果たして可能かどうか。やり始めて途中で「すみません出来ません」、とはいかない。

1週間ほど時間をもらって私が提案した工事方法は 、一番ストレートに最短距離で配線するルートだった。つまりメーター横の既存配電盤内で家庭用と、オーディオ専用分電盤に幹線を分岐し、外壁を回してオーディオシステムの正面、最下部に専用分電盤を設置し、200Vを顧慮して5.5スケアーの専用回路とすることだった。

この時の工事の様子と内容は、ステレオ、2005年9月号 に6ページを使って紹介されている。また惣野さんの友人のHPでも詳しく紹介されている。(惣野邸電源工事で検索出来ます)

肝心の惣野さんの工事後の感想だが、まず、音のグレードが間違いなくワンランク以上あがった。S/N比が上がり静寂間が増した。奥行き感が出た。今まで解らなかった、各ニット間の音のつながりもハッキリ解る等々。ともかく大満足の様子であった。

だが、惣野さんの音の追及はそんなものでは収まらなかった。なんといっても、8年間のニューヨーク駐在中には、ジャズが演奏されている所で行かなかったところは無い、という程の大のジャズファンであり、かのマークレビンソンとも特注製品を作ってもらうほどの友人なのだとか。そういえばハイエンドマニアの垂涎の的、ビオラの特注チャンネルデバイダも最初に作ってもらったのも惣野さんなのだ。最新号のオーディオアクセサリー2008年夏号のP302~303でも紹介されている通り、惣野さんのシステムは年々発展し、現在はさらに凄いことになっている。

そんな惣野さんが目指す究極の音とは、大好きな女性ボーカリストが目の前で、手を伸ばせば触れられそうな再生音だそうである。頼まれていることもあるし、近いうちにまた尋ねて、最新の惣野サウンドを聴きたいと思っている。惣野さんも必ず伊豆の試聴室を訪ねてくれるといっていた。

0 Comments
  1. 豊田恵一郎 16年 ago

    惣野様のシステムの囁きは、どんなものなのでしょう。一度拝聴したいものです。すばらしいシステムですね。ところで、私は、鹿沼市在住ですが、鹿沼にもハイエンドシステムを愛用されている方が居られると伺ったことがありますが、そのお宅でしょうか。私は、LINNのアンプでTHIELのスピーカーを小さく鳴らしています。

  2. Author
    Shimamoto 16年 ago

    豊田恵一郎様

    コメント有難うございます。

    宇都宮や鹿沼には熱心なオーディオファンの方が多いと伺っております。
    私も何名かは存じ上げております。
    惣野様は都内在住の方で、ブログににも書いてありますが、AA誌の写真ではもっとすごいことになっています。

    いろんな所で所謂ハイエンドの音を聴きましたが、惣野邸の音は別格です。
    システムもさることながら、40畳というエアボリュームと心血を注いだチューニングのなせる技なのでしょう。

    うまく都合が合えば一緒に伺うこともできるのでしょうが、なんと言っても私は伊豆住まいなものですから・・・・・。

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