壊れた改造CDPの故障原因が、改造先から出水電器の電源工事と3KVAトランスのサージ電圧(50,000V?)が原因と言われた為、昨年10月の試聴会で何回も測定したのですが、50,000Vはおろか、いわゆるサージ電圧は全く測定できませんでした。
紆余曲折を経て、元某メーカーの技術者が、5日間かかりきりで調べた結果、最初の改造時に交換した液晶パネル用電源部のダイオードが壊れ、それが周囲の故障を誘発したと思われる、との結論でした。
つまり、原因と言われた出水電器の電源工事の環境とは、全く無関係だった事が証明されました。
もしサージ電圧が原因なら、日本はおろか世界中のアイソレーショントランス使用現場で故障が頻発していなければなりませんが、思いつく限りの技術者に聞いても「聞いた事もない」と言われています。
もとより、故障に関する一連の原因説明、見積もりなどのやりとりは、私には全く理解できない対応でした。
電源工事の提唱者として、しかも自社の電源環境が原因と言われたのですから、どうしても白黒をハッキリさせないわけにはいかなかったのです。
出水電器としては、決して見過ごすわけにはいきませせんでした。
時間も費用も掛かりましたが、これで一件落着しました。
そんな訳で、CDPはとりあえずこれを使い、デモ用のスピーカーを検討しようと思います。
とにかく「青フォレさん」には事あるごとに、「新しいプリメインのデモ用スピーカーはどうするの?」 と、せかされ、叱咤激励されていますので(笑)。
スピーカー楽しみに待ってます。