[ 梅は咲いた ]

既存の建物で隠蔽配線をする場合、これは無理だろうと思える状況にぶつかることがあります。
先日もそうでした。

電話での説明では天井の隙間はそこそこ有るということで、それほど心配はしなかったのですが、長年の勘で簡単ではないだろうと思い、通常2人のところ3人で出張。

到着してからのお客様の説明に驚きました。

建築を担当された会社へ問い合わせたところ、「大梁があるから通線は無理」という意見だったとか。
しかし、玄関わきに露出配線はできません。

それからの配線ルート探しと通線が・・・・・大変でした。

作業途中では直径8ミリほどの通線ツールが引っかかって動かなくなり、お手上げ状態になることも。

結論から言うと、2人で約4時間。直線距離6Mですからいかに困難かお分かり頂けると思います。

通線が終わった時は、成り行きを見守っておられたお客様も安堵のため息が出たほどです。

簡単な仕事なら誰でもできますが、現場というのは何があるかわかりません。

今回みたいに、ここぞという時に腕を見せてくれる職人さんは本当に貴重です。ですから、出水電器は本当に腕のいい職人さんにしか依頼しませんし、そういう仲間が周りにいてくれるので大変ありがたく思っています。

プロフェッショナルに感謝。

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