[ この時期特有の桜と新緑の景色 ]
先日名古屋で約束があり、通常20分弱で駅まで行くところを充分余裕を見て伊豆の自宅を早めに出発。
途中、土産を買いにいつものお店に。ここまでは全く順調。
いつもは10分かからず出来る包装に時間がかかり、ここで15分以上が経過したものの、まだまだ時間は十分ありました。
田舎では良くあることですが、高齢者のドライバーが前を行く場合ノロノロ運転になります。
この時もそうでした。やっと駅に着いたら、今度は駅前の駐車場が珍しく満車。慌てて近くの駐車場へ行き、駅まで坂道を駆ける羽目に!
これは還暦を過ぎた身にはかなりきつい数百メートルでした。
何とか間に合うと思っていたら、新幹線の切符売り場(函南駅は一人しか並べない)は先客の女性がなかなか用が終わりません。この段階で時間はもうギリギリです。私もかなり焦ってきました。
そうこうしているうちに列車がホームへ。もう一刻の余裕もありません。
慌てて三島までの切符を自動販売機で買おうとしたら、焦れば焦るほど小銭も出てこない。
何とか切符を手にして階段を駆け上りホームへ。
ところが、あと数段のところで列車はすーっと動き始めてしまったのです。
まるで映画のようなシーンですが、待っている人達のことを思うと、申し訳ないやら情けないやら。
ところが不運はこれだけでは終わらなかった。
隣の三島駅に着いて、目的地までの切符を買っている間に2番目の新幹線は無情にも通過。
結局目的地に着いたのはちょうど一時間の遅れとなってしまいました。
待ち合わせていた人達はその間に打ち合わせをされていたのですが、遅刻した身としては面目ない事この上ありません。
これが東京だったら10分かそこらの遅れだったと思うと、この時ばかりは田舎に住む不便さを身にしみて感じました。
お待ち頂いたお三方、誠に、誠に申し訳ありませんでした。