電源工事

(有)出水電器 島元のブログ

内線規定149条の例外規定

[ 電源工事 ]   2015年12月26日

オーディオ用の電源工事をする場合、出来る限り接点を少なくした簡素な配線が望ましいのですが、安全を保つために守らなければならない内線規定があります。

たとえば主開閉器(契約ブレーカー)の二次側で幹線を分岐(低圧分岐回路)する場合は、3M以内の所に過電流遮断器を施設しなければなりません。
この規定149条には例外規定が二つあり、それぞれ次のように規定されています。

①分岐回路の電線の許容電流が、幹線を保護する過電流遮断器の定格電流の55%以上ある場合。

この場合は、分岐回路の電線がどこで短絡しても、幹線の過電流遮断器がトリップして、分岐
回路の電線を十分保護できるので、分岐回路用遮断器の位置は制限しない、とされています。

②電線の長さが8m以下で、かつ、分岐回路の許容電流が、幹線を保護する過電流遮断器の
定格電流の35%以上である場合。

例外規定は避けたい工事業者と、出来る限り音質を損ねたくない私などとは時々意見の相違が発生する場合が有ります。
とは言って、当然ながら内線規定は守らなければなりません。
自分の経験だけで判断され、例外規定を認めない(あるいは知らない)業者と組まなければならない場合は大変です。
職人は(私もそうですが)頑固で自分の意見をなかなか曲げません。
ごく最近も同じ事がありました。

そんなこんなで、いろんな現場で鍛えられながら「オーディオ・シアターの為の電源工事」は
クオリティを上げて来ました。
今後も、なお一層の努力を続けて参ります。
ご期待下さい。

関西3件目のマイ柱上トランスは、録音スタジオでした。

[ 電源工事 | オーディオロマン街道 ]   2015年12月19日

今年の10月にアース工事と電源改修工事を行った、大阪市住之江区の録音スタジオ「CSE」様の柱上トランス設置工事が、昨日(18日)完了しました。

社長のこだわりが凝縮された、素晴らしいレコーディングスタジオです。

詳しくは下記の電源工事掲示板をご覧下さい。(一見の値打ちがありますよ)

http://allion.jp/cbbs2/cbbs.cgi?mode=one&namber=2895&type=0&space=0&no=0

CSE様のHPはこちら。 http://capsent.com/

スタッフの方の感想。(2015/12/24の記事を参照)https://www.facebook.com/cserecordingstudio/

北海道での電源改修

[ 電源工事 | オーディオロマン街道 ]   2015年12月19日

今年の初夏のことですが、札幌で電源改修工事をしました。(未投稿のまま原稿が残っていました)

昨年雪が降る前に私が行って結線とアース 工事を行う予定だったのですが、電気工事会社担当者が気を利かせて(?)自分で施工してしまったのです。

ですから、いつまで待っても工事予定日の連絡がなく、お客様にメールしたところ「えっ、すべて任せてあったので解りませんでした」ということで、「雪解けまでに再度検討します」とのこととなりました。

私としては、ご本人やオーディオファンの方達に、「出水電器の電源工事とはこんなものか」と思われるのが一番情けない。 ここはなんとしても自分で確認して改修をしなければ気が済みません。

やはりというか当然というか、分電盤の端子やネジは付属の物が使われ、ネジも鉄製のまま、ブレーカー二次側の配線もツイストどころか、ご丁寧にループまでしてありました。

これでは本来意図している音は出ません。

主分電盤のノイズ対策とコンセント付きブレーカーBOX、EO-01の幹線端子も交換して、お客様に音の変化を確認して頂いたら、「これだけでこんなに変わるんですか」と驚かれた様子でした。

その後、アース工事(1.5Mアース棒10本打ち込み)をして完了。

続、宮崎での電源工事

[ 電源工事 | オーディオロマン街道 ]   2015年10月5日

前回、宮崎のH邸での電源工事結果が大変好評を頂き、先月H邸でお会いしましたE様邸で電源工事を施工致しました。(E様は某誌で10年以上にわたり、クラシックレコードに関する記事を書かれています)

今回はかなりの作業量がありましたので、事前に幹線の張り替え、専用回路、専用アース配線等を先行して頂き、19日、20日の2日間での作業となりました。

皆さんの期待は、電源工事による変化もさることながら、100本のアース棒設置(接地抵抗2.8Ω)による効果でした。

詳しくは「宮崎真空管アンプ愛好会」のHPをご覧下さい。

http://www13.plala.or.jp/miyazaki-vtc/audiokenbunroku.html

宮崎で電源工事をしました。

[ 電源工事 | オーディオロマン街道 ]   2015年2月18日

宮崎から電源工事の問い合わせを頂いたのは初めてのことでした。
聞けば、シーメンスの銘機オイロダインで、しかも20㎝ウーハー3発という珍しいSPをご使用とのこと。

写真も送って頂いたのですが、これを見てオーディオマニアの血が騒がないはずがありません。
電話での打ち合わせでも、「どうせなら私が工事をしたい」と伝えたところ、快諾を頂き、ついに宮崎訪問が実現しました。

工事内容は地元の電気工事会社の協力も頂き、小柱のメーターから新たにオーディオ専用の幹線(CV22)を分岐して、オーディオ専用分電盤設置と専用回路新設及び主分電盤ノイズ対策。
それと、今やオーディオ専用工事の必須項目、アース工事の追加工事。
(工事前の接地抵抗 8.6Ω 追加工事後の接地抵抗 3.4Ω)

わずか5Wのアンプのために、そんなに大きな配線が必要なのか? オーディオと関係ない家庭用分電盤の対策がなぜ必要なのか? 今でも十分と思われるアースに、さらに追加して効果が有るのか? 等々質問の嵐の中で工事は進みました。

工事はアース工事をのぞいた効果を確認するために、アースは後から施工。
幹線分岐工事、主分電盤のノイズ対策でも皆さん一様に驚かれましたが、アース追加工事(実はこれが大変でした。なかなか地中に入らないのです)の後の音には観客(?)を含め、皆さんがさらに驚かれました。

工事翌日のお客様のご感想。

日曜日の夕方から、岩清水の清らかさが見えてきました。
めずらしく娘が聴きに来ました。
数十年間の苦楽がやっと報いられたような気持ちになり、
目頭が熱くなるのを覚えました。

このように喜んで頂けるのが、電源工事への一番の励みになります。
1ヶ月後、3ヶ月後、半年後のご感想が楽しみです。

宮崎真空管アンプ愛好会のブログに工事の様子が紹介されています。

http://www13.plala.or.jp/miyazaki-vtc/audiokenbunroku.html#harikai


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