電源工事

(有)出水電器 島元のブログ

スタジオでの電源工事。

[ 電源工事 | オーディオロマン街道 ]   2010年3月23日

parasaight-10-03-18.jpg

[ マスタリングルーム ]

 

久しぶりに本格的なスタジオでの電源工事をしました。
工事内容は、20回路の特注専用分電盤と、200V入力の、240V出力トランス3台、117V出力トランス1台新設、コンセント交換その他。

工事後、マスタリングエンジニアの方からは、「これはもう日本のスタジオの音じゃない!」、との感想を頂きました。
4月には、さらにグレードアップを図るための追加工事を予定していますが、結果が大変楽しみです。

翌19日には、以前電源工事をして大変喜んでいただいた、ハイ・ステーション様が新しいスタジオを開設されることになり、その打ち合わせをしてきました。
5月の連休前には完成予定ですので、こちらも大変楽しみです。
スタジオの設計段階から電源工事をするのは、つくば市のスタジオ以来です。

いずれにしましても、日本のスタジオも最近は電源の重要性を認識し、大いに関心を持っているそうですので、今後も電源工事の依頼が増えてくると思われます。

う~ん! これは・・・素晴らしい音だ!

[ 電源工事 | オーディオロマン街道 ]   2010年2月15日

img_1826.JPG

[  窓から見える景色は大雪  2/14  ]

 

一昨日、伊豆(当地、標高650M)は雪で、管理会社が除雪作業をするまで車も出せない状況でした。
しかし、標高が100M違うと全く別世界で、ほとんど雪の影響は有りません。

ところで先日、千葉のあるオーディオファイルから電源工事の依頼があり施工しました。
いや~、驚きました。超が付くハイエンドのお宅で、JBL66000を某社のハイエンドアンプ、それもバイアンプ駆動されていたのですが、工事後に聴かせて頂いた音の余裕たるや、今まで聴いたことがない世界でした。
しかもメーター1次側、電柱からの引き込み線は未施工なんですから驚きです。
これで工事完了し、エージング後の音はいったい・・・・。

お客様はマイ柱をご希望され、ただいま東電に申請中で、なんとか実現できるよう努力中ですが、本当に楽しみです。

ハイパワーアンプによるバイアンプ駆動、これは一つのキーワードですね。
本当に素晴らしい音を聴かせて頂きました。
お客様も大変満足され、CDさえも今までのLPよりいい音で鳴っている、と喜んでおられました。
重ねて言いますが、工事途中でこの音ですから、これは本当に楽しみです。

某電力会社の方との懇談。

[ 電源工事 | オーディオロマン街道 ]   2009年9月18日

fuji-090918.jpg

[ 松をすこし切れば・・・試聴室予定地 ]

 

ごく最近、某電力会社のある部署の方と、私的な懇談の機会がありました。
話題は当然のことながらオーディオと近年の電源事情、特にノイズに関することでした。

意外なことに電力会社内部でもノイズは頭の痛い問題らしいのです。インバーター、スイッチング電源、最近関心の高い発電機のインバーターの品質その他、話題というか論点は尽きないのですが、その解決策となると、発生源がお客様だけに電力会社としては対応が非常に難しいとの事でした。
(ここには書けない話もいっぱいありました)
そこで、私の考えやこれまでの取り組みなどを説明しながら、オーディオ・シアターに於ける電源の重要性と現状、今後の課題などを話し、中でも究極の対策がマイ柱上トランスであることを伝え、「もしオーディオファンからの要望があった際は、その実現のためにご協力願いたい。また、電力会社でもノイズと電磁波の軽減には是非取り組んで頂きたい」、とお願いしました。

ご本人がオーディオに多少関心があることもあって、話自体は大変スムーズにいきましたが、事は電力会社全体に及ぶことなのです。「幸い全国の電力会社の会合もあるので、議題になることも有るでしょう」と言われ、「他社のことはともかく、我が社の管内のことでしたらお力になれる事があるかも知れません。その時はご連絡ください」との言葉を頂き本当に感謝感激でした。

振り返れば、オーディオ・シアターの専用電源工事を提案した、約10年前とは隔世の感があります。
最初の頃は、電力会社では冷笑され、現場の監督や電気工事業者達から顔色を変えて怒鳴られたり、某教授からは、名指しで訳のわからない執拗な批判をされたり(私のマイ柱上トランス提案後はパタッと止まった)、そんな事の連続でした。中でも東電のマイ柱上トランス設置基準が出来るまでの交渉は本当に大変でした。

そのような環境で磨き上げた電源工事ですから、経験も知識もなく、ただ単純に真似ても同じグレードの電源工事が出来るわけがありません。
近年のオーディオ・シアターに於ける電源工事の重要性がほぼ共通認識になったのは、3年間の雑誌連載(Av village 02~04年)やオーディオ各誌掲載の工事例など多くの方の協力を得た、私の実績だと自負しています。

世の中には色んな人がいます。
最近、さすがに知ったかぶりの人は見かけませんが、解ったつもりの人は結構多いみたいです。その人たちの勘違いというか、無認識な情報発信によって惑わされ、被害を受ける人が多いことに閉口します。当人に悪意がないだけに余計始末に負えません。
いい加減な情報で最終的に損をするのはそれらの読者自身です。
情報過多の時代は、正しい情報かどうか見分ける客観性が必要だと思うのですが如何でしょうか。

久しぶりに伺った惣野邸。

[ 電源工事 | 私が出会った音の達人たち | オーディオロマン街道 ]   2009年5月2日

p1000212.JPG

[これが噂の惣野邸、最新システム]

 

久しぶりに伺った惣野邸。これが密かに話題になっている最新の惣野邸のシステムです。しかし何回伺っても、桁外れに物量投入されたシステムには圧倒されます。そして伺うたびにどこかしら変更されており、それがまた新鮮な驚きとなって耳を襲ってくるのです。

全くのお世辞抜きで、「いや~、この前伺ったときよりさらに素晴らしい音になっていますね」と言うと、「そんなには変わっていないはずですよ。島元さんが成長したんじゃないですか」とのご返事。ご本人のお話では、部屋の音響特性をいじっているだけと仰いますが、いやいや、それにしてもとんでもない凄い音です。私の乏しいボキャブラリーではうまく表現できません。

確かに一般的とは言い難い超弩級のハイエンドシステムですが、こんなシステム、こんな音が存在すると言うことを知っていると知っていないでは大変な違いだと思います。特にオーディオ業界に身を置く以上、一度は聞いてみたいシステム(音)ではないでしょうか。幸い西蒲田からさほど遠くないこともあって、年に何回かお伺いして、自身の耳をリファレンスさせて頂いており感謝に堪えません。惣野さんからは、「出来るだけ生の音を聞いた方が良い。都合が合えば私のお気に入りの生バンドが聴けるところへ行きませんか」とお誘いを受けていますので、何とか時間の都合をつけたいと思っている昨今です。

5のシステムで音楽を楽しまれるKonisiさん。その2

[ 電源工事 | 私が出会った音の達人たち ]   2008年7月9日

avac-6-14.JPG

[ AVAC新宿店での試聴会 6月14日 ]

Konishiさんは色んなイベントにも足を運んで来られた。最近ではつい先月、AVAC新宿店で開催された ALLION Ultimate T-125sv の試聴会にも来て頂いた。写真はその時に参加しされた方々だが、Konishiさんは写っていない。この日の朝、あの大地震が東北地方を襲った。その時Konishiさんは福島駅の新幹線の中だった。結局3時間以上動けず、会場に着かれたのはまさに終了間際だった。(幸い、地震の被害は自作SPスタンド以外は無事だったとか)そんな状況で参加して頂き、驚きと感謝でいっぱいだった。

当日は急遽村井裕弥先生が司会進行を勤めて頂き、スペシャルゲストとしてギタリストの荒谷みつるさん、ジャズ評論家の成田正先生、音響室設計A&Dの山本先生、SPの音響研究の戸沢先生ほか、ネットで有名な方など錚々たる参加者でいっぱいだった。写真を撮った後も参加者があり、定員の2倍以上となってしまった。(参加できなかった方も多かったそうです)余談ながらOFF会は大いに盛り上がった。

試聴会と言えば、5年ほど前にFSKの藤枝社長を招いて行った出水電器(大田区西蒲田)での試聴会や、昨年11月11日伊豆の試聴室での第一回試聴会にもわざわざ参加頂いた。この時は南は山口市(熱海駅から急用で帰宅された)、北からKonishiさん、あとは東京と埼玉から参加していただいた。  このように距離をものともせず色んなイベントにも参加される、熱烈なマニアでもある。

Konishiさんを語る時に、どうしても紹介しなければならないのが、マイ柱上トランスの事だ。電力会社の立場もあるので詳しく書けないのが残念だが、この地方で最初にマイ柱上トランスを設置されたのはKonishiさんだった。このころ私が提案した究極の電源対策マイ柱上トランスの記事を読まれ、直ぐにでも設置したいと、それはそれは熱心な要望を頂き、結局全国で3番目の施工例となった。その時の様子はSTEREO誌04年2月号、田中伊佐資先生のオーディオ・ジコマン開陳に詳しく紹介されている。ともかく、わずか数所帯で共有していたトランスを、専用に切り替えた瞬間の音の広がり、奥行き感、静寂感、情報量の全てが桁違いだった。想像以上の変化にその場にいた全員が驚いたものだ。

さて、これほどまでに情熱を傾けて、Konishiさんが聴くジャンルは何かというと、これがまた前回紹介した惣野さんと同じく女性ボーカル中心なのだ。マイ柱上トランス、オーディオ専用分電盤、専用回路という、日本有数の電源環境と、情熱の限りを費やしたシステムを通して聴く女性歌手の声は、部屋にとけ込むような、じつに自然な生々しい声で囁いてくる。こんな音楽を毎日聴けるKonishiさんは、本当に幸せなオーディオファンではないだろうか。


ページの先頭へ