オーディオロマン街道

(有)出水電器 島元のブログ

超速上昇マニア!

[ 私が出会った音の達人たち | オーディオロマン街道 ]   2011年7月5日

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[ 3年かからずここまで到達 ]

 

いろんなマニアとお会いしますが、Hさんのオーディオへの情熱と、ハイエンド到達の早さには驚きます。

3年前に大阪某所での試聴会へ行く途中にお伺いして、発売したばかりのALLION UltimateT-100 と特注バージョンを試聴していただいたのですが、その場で特注T-100をご注文。
その決断の早さにも驚きましたが、その後がもっと凄かった。
その時奥様が第二子出産(現在お子さんは3人)のため実家へ帰省中だったのが幸いだったのか不幸だったのか私には解りませんが、その後の推移を考えれば、奥様は大変な包容力の持ち主のようです。
Hさんはオーディオファンにから見れば本当に幸せな方です。

さて、ALLION 特注 T-100がステラメロディーをあまりにも素晴らしく鳴らした(ご本人の感想)事で、もっと大型SP で、もっといい音で聴きたいという欲求を押さえがたく、ALLIONを納入して何ヶ月も経たないうちに、「SPを買い換えたい。アヴァロンのアイドロン、ウイルソン・システム8、またはジョセフオーディオのパール、どれがお薦めですか」との問い合わせが来たのです。
「物としてはパールをお薦めしますが、あまり急がない方が良いのでは・・・」、と老婆心ながら進言。
1ヶ月後、Hさんはジョセフオーディオのパールをご購入。

これで当分は安泰かと思っていたのですが、パールを思い切り鳴らしたい。もっとパワーの有るアンプが欲しい・・・・、となったそうです。気持ちは分かるんですがその展開の早さが・・・・。
それから1~2ヶ月過ぎたその年の夏、ご家族で伊豆旅行をされ、その途中で伊豆の試聴室へ立ち寄られて、展示されていたFAST C-100(プリアンプ)とM-600(600Wモノラルアンプ)に大変興味を持たれたらしく、自宅試聴したいとそのままお持ち帰り。
1ヶ月後、帰ってきたのは特注のT-100でした。

今度こそしばらく落ち着いてオーディオを楽しまれるのかと思っていたら、1年もしないうちに「オーディオルームが欲しいので家を探しています」、と聞いてしばらくしたら、「良い物件が有りましたので購入しました。電源工事とマイ柱の相談をしたいのでおいで下さい」、と連絡があり新居へお伺いしました。
マイ柱は様々な手続きがありますので、まずは電源工事を、ということで10回路の専用分電盤、専用回路とアース工事を先行。アースも思い切って1.5Mアース棒20本を打ち込み、10Ω強の接地抵抗を獲得できました。

ところが究極の電源対策「マイ柱上トランス」の許可がどうしてもおりない。何度交渉してもダメでした。
Hさんにすれば、「マイ柱上トランス」が欲しくて一戸建てを購入したわけですから、その落胆ぶりは端で見ていても気の毒なほどでした。
それでもめげないのがHさんの真骨頂。
ならば、マイ柱上トランス以外で音質向上が見込める物なら何でも、という感じでさらなる[ 暴走]が始まったのです。GPSを利用したクロック(何回か変更有り)、最先端のPCオーディオ、ノイズ対策等々、何しろ伺うたびに何かしら変更されているという具合なので、ただただ驚くばかりです。

それにしても、わずか3年前はステラメロディーとごくごく普通の管球式プリメインとCDPで音楽を楽しんでいた方が、短期間でよくぞここまで・・・、と「感心」を通り越して「あきれて?」います。
ご本人は「私のオーディオ熱に火をつけたのは島元さん」、と仰いますが、きっかけはともかく、私は今までひたすら「ブレーキ役」に徹してきました。
えっ!、「実は煽ったんじゃないか?」って、とんでもない。私は本当にブレーキを掛けていたんです!
それでもHさんの情熱は誰も止められなかったのが真実です。

つい先日も一緒に伺ったマニアの方曰く、「以前はどないなるんやろと心配もしたんやけど、こんなん聴かされたらかないませんがな~、どないしょう。明日からもう一度、部屋とシステムの片付けから始めなならん」、と感嘆しきり。

それにしても、ここまでの「暴走」を容認されている奥様に、最大級の敬意を表します。
Hさん、くれぐれも奥様とお子様をお大事になさって下さい。

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